薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第21回です。
ここ十年、爆発的な勢いでパソコンが身近なものになってきたが、それと同じように普及してきた物に「インクジェットプリンタ」がある。価格的にも手頃感があり、「パソコンのあるところにインクジェットプリンタあり」と言っても過言ではない。
そんなインクジェットの技術を医療の世界、それも皮膚に貼付する投薬パッチとして商品化しようという試みがなされている。米ヒューレット・パッカード社(HP社)が持つ「スキンパッチ」技術を、アイルランドのCrospon社に提供するという物だ。
従来の貼付剤とは異なり、非常に細い針を用いて、しかし痛みもなく皮下に薬物を直接届けるという。なるほどインクジェットプリンタの内部では、そんな風にしてインクを紙に吹き付けているのかと想像も膨らむ。
このパッチ、投与量や投与時間も調節が可能で、また過去の医薬品使用歴も確認が出来るというスグレモノだ。様々な可能性を秘めた投与方法として、大きな期待を寄せたい。
メーカー発表(英語)は以下のリンクから。
Crospon Licenses HP Technology to Create Industry-first Skin Patch for “Smart” Drug Delivery
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