薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第36回です。
厚生労働省医政局に「医療情報ネットワーク基盤検討会」がある。その中で処方せんの電子化について検討されていたが、この度「現状では実現困難である」との結論が出されたという。
メールや携帯電話が普及する中「未だに」紙媒体であるものが処方せんであるが、レセプトコンピュータが導入され、請求業務も電子化・オンライン化がされる中、処方せんの電子化についても当然考えられてゆく問題であろう。
しかしこの流れ、少し立ち止まって考えてみる必要がある。処方せんが電子化されることの本質は何なのか、電子化されることで何が得られるのか。また、コストに見合ったメリットが得られるのかどうかも重要な問題である。
電子化のために、コンピュータに使われるようになってしまっては本末転倒であることは言うまでもない。紙媒体をやめることで一緒に失われてしまうものも決して少なくはないはずだ。感情論も含めて、現場の声が反映されることを希望したい。
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コメント
患者からの立場から言わせていただくと、病院行って薬局行くのがめんどくさいです。
自分は喘息持ちで毎回貰う薬が一緒で、喘息も軽度で有るって条件で言ってるので、すべてに当てはまりませんが。
慢性病である患者にとっては、毎回医師に診て貰うという事が手間でしかありません。
慢性病の患者は、医師に電子問診でもしてもらってそのままオンラインの処方箋を薬局に出してもらえたら、ありがたいとおもいます。
病気によりますが、一部患者は薬貰うためだけに病院へ行ってるという事も有りますので、オンライン化(患者方向か薬剤師方向かわかりませんが)は賛成です。
何でも電子化。そこに偽造が入り込むのではないか?と考えてしまいます。
電子処方せんは「誘導」を防ぐ方法が難しいのでは?受付にオンライン用の端末を置いて、そこでICカードをいれて自分で該当薬局に送る。それにはまだまだ時間がかかると思います。
しかし、毎回医師が診るのは手間のようですが、顔色や些細な話からも患者の心理状態を把握しています。人生は多くの地道な作業によって成り立つもので、何でも簡略化していいものではありません。
電子問診でいいなどと言うなら、それは血液1滴落としてロボットに診断させればいいのであって、自由診療の病院を探されるべきと思います。
ぽんたさん正論ですが、自分の例で言えば、処方箋のみ医者に会わずに貰う事も可能ですが、これって患者側からしたら無駄だとおもうんですが、病院に行く事がですよ。
こういった事を簡略化する事に何か不都合はあるでしょうか?不正などは除いての話ですが。
自分は患者にとっても医師側にとっても無いと思いますが。