[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS39

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薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第39回です。

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 日本薬剤師会の次期会長に児玉孝氏が選出された。4期目を目指した現職の中西氏に32票差をつけての当選である。実に6年ぶりのトップの交代は、薬剤師会という組織に、またそこに属する人々にどのような影響を与えるのだろうか。
 当ブログには、「薬剤師はいったいどんなことができるのかというのを、(中略)どんどん具体例を示すべき」「自分たちの立場をきちんと一般の人に明らかにすべき」といったコメントが寄せられたが、それらは正に会長の方針を示す好機である。
 児玉氏は中西会長の下、副会長として会の運営に携わってきた人である。従って薬剤師会自体の方向性に大きな変化はないのかもしれないし、我々現場の人間に実感できるほどの変化はなかなか及ばないのが実情かもしれない。
 しかしブログのコメントに言葉を借りれば「トップが現実に沿った理想を常に示すことで、現場の薬剤師が結集していく」ことは真実に違いない。我々が積極的に関与していく姿勢も大変重要である。

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. さかな より:

    児玉孝新会長に期待しています。
    医薬分業自体は本当に広がりました。
    私が薬剤師になりたての頃(12年くらい前)には、私の住む地域にはまだほとんど調剤を行う薬局はなく、初めて勤務した調剤薬局の先輩薬剤師と管理薬剤師(それぞれ当時36歳と43歳)の方は医療用医薬品を扱うのは初めて。当時病院薬剤部歴1年の私が先輩、管薬の方をリードしながら(笑)、バタバタしながら毎日が過ぎていった記憶があります。
    当時は、今のようにガイドラインもなく(ホントはあったかもですが)、経験もない私たちの疑義照会はトンチンカンな内容ばかりだったかも知れません。「処方変更なしです。そのまま出しといて下さい。」と受付の方に言われ、そのままホイホイ投薬してたように記憶してます。私の薬局での医薬分業の意義は、つまるところ患者に薬を説明することで処方せんの打ち間違いを発見することでした。
    その頃は先輩薬剤師が医学に詳しいとは限らないという時代で、病院時代の先輩は1000種類以上の錠剤のコードを記憶しながら、降圧剤の使い分けの理由はさっぱり分からないという、今思えば「猛者」でした(笑)。
    薬剤師のあるべき姿みたいなロールモデルは見当たらず、毎日医学雑誌を読みながら悩んだ記憶があります。
    現在は当時とは違います。
    患者との会話と処方せんから病状全般や今後の療養についても説明しますし、不適切な処方はたとえ禁忌などに該当しなくとも医師に照会、協議を行います。画像診断等を除けば、診断から治療のフローを随分理解するようになりました。疑義照会でも、明らかに患者に不利益になる内容なのに変更がないなら、自信をもって調剤拒否して患者にその旨を説明するようになりました。
    今なら「薬を渡す窓口の人」ではなく、「若手の薬物療法の専門家」と自己紹介できます(若手ですけどね・・)。
    病院・医院の下請けではなく、医薬分業を通じて国民の健康に寄与するという、本来の姿に戻っていいのではないかと思います。
    「問題のある処方だと思うけど、マンツーマンだし、社長も疑義照会はあまりしないように言ってたし・・」
    「自信がないから、疑義照会しても変更なしと言われたらそのまま投薬してしまう」
    なんて消極的な姿勢はそろそろ、現場・上層部ともに捨てましょう。
    医師からは「分業するかどうかは自分で決める。薬なんか事務員に調剤させてもいいし。決定権は医者にあるんだし。」「今の医療費高騰は分業をやめれば解決するんじゃないの。」
    ドラッグ経営者からは「登録販売者制度が通ってよかった。薬も所詮物販なんだから。」
    なんて、薬剤師は主張しなさすぎだと思いますけど。。
    患者は薬剤師に「薬の専門家」を求めています。皆さんもご存知のとおり、今の医療は患者が信仰しているほど正しく運用されていません。薬剤師が出来ることは多いと思います。
    「処方権の獲得」議論では、看護師会は闘志を燃やしました。
    処方権に限らず、薬剤師会も頑張らねば!!ですよね。

  2. ぽんた より:

    最近知ったこと。
    「保険医の使用医薬品及び保険薬剤師の使用医薬品に係る留意事項について」
    通知では、保険医による処方と保険薬剤師による調剤ができることとしたとしている。
    いつからか知りませんが、県薬剤師会の情報センターに聞いたら12年の文章にもあったと。
    つまり「保険医」は処方のみで、「調剤」はできなかったんです。
    「適応外」も「医療保険上」は認められていませんが。。。。
    患者への指導も大事でしょうけど、原則「調剤」の権利をもっと若い世代にも考えて欲しいと思います。

  3. さかな より:

    改めて自分のコメントを読んだら・・
    自分の思い入ればかりが強い、悪文でした。しかも長い。。
    失礼致しました。
    医院内での調剤も、確か条件があるんですよね。
    患者に薬の内容を知らせるとよくない場合に、とか医師の実地の監督下とか・・
    うろ覚えで正確ではないですが、医師と別室で事務員に調剤させて監査すらなしでいいなんて決まりではなかったと思います。
    現状の院内調剤は、看護師の内診問題での医師会の主張に近いと思います。もし仮に今の社会情勢でその議論が出たとして、もう少し薬剤師会が強ければ、まず通らない話ですよね。
    少なくとも、院内調剤料よりも処方せん料を高くしないと処方せん発行を発行せず、医療費の削減をしたいなら医薬分業をやめればいいなんて・・議論にもならない話です。
    今月号の日経メディカルに、東京保険医協会事務局次長の読者投稿が載ってました。後発医薬品促進に関する意見でしたが、
    「・・院内処方の処方料が低すぎる一方で、薬局の調剤、指導管理には高めの点数が設定されている点も見逃せない。場合によっては、先発品を院内処方したときよりも、後発品を院外処方したときの方が総額が高くなることもある・・」
    とのことでした。
    著名な方がこのような素朴な意見を持っている(表明できる)ことに驚きましたが、薬剤師会も普段から気兼ねばかりせず、主張すべきところは主張しなければ、このような風潮もなくならないと思います。
    出てくる議論が、モンスターペイシェントの例に出てくる、「医者に行ったが異常なく、薬も出なかったから診察料は払わない」とそう変わらないのは困ります。
    ・・すいません。また長いですね。。

  4. アルバイト より:

    こんばんは。
    普段、何気なく薬局を利用してますが、その裏には薬剤師さんたちの努力があるんですね。
    難しいことはよく解りませんが、この記事は胸に響くものがありましたのでコメントさせていただきました。
    ありがとうございます。

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