薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第47回です。
生活保護受給患者を巡るジェネリック医薬品の取り扱いについて、厚生労働省は一度出した通知を撤回するなど、4月からこれまでに一悶着あったことは記憶に新しい。ネットにおいても多くのブログ等で取り上げられており、論争が繰り広げられている。
当ブログにもいくつかコメントをいただいているが、とかく感情論が先に立ちやすく、薬局の窓口では『「生保の人間は安い薬で我慢しろってことか?」と怒鳴られてしまいました。』といったケースも少なくないだろう。
今回のケース、ちょっと頭を冷やしてみてみると最初の通知で出された「正当な理由なく先発医薬品の利用を継続している場合には(中略)、保護の変更、停止又は廃止を検討する」という部分に問題があったのではないかと考えられる。
しかし今回の出来事を考え進めてゆくと、参照価格制度や包括化といった医療制度全体の話にも繋がりかねない。生活保護受給者だけの問題として捉えるのではなく、我々自身の問題として考えてゆくべきではないだろうか。
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