薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第80回です。
本年6月1日から施行される改正薬事法の関係省令が2月に入って「やっと」公布された。最大の焦点となっていた「医薬品のネット販売」について、厚生労働省の考え方等を公表された結果からご紹介する。
「改正法の基本的な考え方は、郵便等販売であるか否かにかかわらず、一般用医薬品の販売に当たっては、薬剤師等が購入者に対して対面により情報提供を行うことを担保するというもの」
「体調に不安を訴えてくる人間に対し、専門的知識のない個人の責任において薬を購入するというのは、医師、薬剤師がいないところと同じ結果になる」
「第三類医薬品についても、法が郵送等販売を積極的に認める趣旨とは解せない」
「体の様子は、文字だけでは伝えきれませんし、本人の自覚が無いことには文字になりません」
「今回の法改正は、医薬品の安全な使用という国民の福祉に、より重点のおかれた販売制度。「郵便等販売」業は、今回の法改正の立法趣旨に対し大きくかけ離れたものである」
概ね「規制強化」となったネット販売であるが、同時に検討会も設置されるため流動的な部分も出てくる可能性はある。今後まだまだ議論を重ね、意識を高めてゆかねばならないだろう。
(関連リンク)
e-GOV:結果公示案件詳細
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&CLASSNAME=Pcm1090&KID=495080139&OBJCD=100495&GROUP=
薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


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