大日本住友製薬が馬用の胃潰瘍治療薬を発売するというニュース。メーカー発表はこちらから。
大日本住友製薬:動物用医薬品 馬用胃潰瘍治療薬「ガストロガード」新発売(PDF139KB)
http://www.ds-pharma.co.jp/news/pdf/ne20090619-1.pdf
胃潰瘍治療薬で商品名が「ガストロガード」なので、このブログをご覧いただいている方でしたら恐らく察しはつくかと思いますが、中身はPPIのオメプラゾールだそうです。

オメプラゾールの構造式
剤形は「ペースト剤」だということで、4mg/kgを分1で28日を限度として投与となっています。また維持療法?的な投与方法として1mg/kg/1×というのもあるようです(こちらも28日が限度)。
効能・効果の欄にははっきりと、
馬:胃潰瘍の治療、胃潰瘍の再発率の低下及び胃潰瘍の悪化の軽減
と書かれています。
また、もう一つ驚きなのがこちら。
成分・分量(100g 中) オメプラゾール 37.0g
普段我々が見ているものとはスケールが違い過ぎますね(苦笑
6.16gがポリプロピレン容器に入っている包装だということですが、1回の投与でどのくらい使用するのでしょうね。馬の体重がまるっきり見当がつきませんので分かりませんが…
しかし馬もPPIを飲まなければならない時代になったのですね。かなりストレスフルな生活をしているのでしょうか。


コメント
大半の競走馬が胃潰瘍らしいですね・・・
中にはストレスから腸ねん転で亡くなる子も居ますし・・・・
そりゃ、毎度、あんなに競争させられたら・・・・
自分も競争しすぎてちょっと・・・・w
親戚が競走馬の厩舎で仕事をしてた事があるんですが、
ガスターなんかを医薬品卸から購入してたそうです。
馬用の物があればそれに超したことはないですよね。
競走馬の体重は400-550kgくらいですね
薬価で考えたら物凄いことになりそうです
味は人参味が良さそうですねw
>皆様
コメントありがとうございます。
馬も人間も同じ「ストレス社会」なのでしょうか。受難の時代ですね…。
「ペースト剤」というのは人間にはない新剤形ですが、他にもコンプライアンスを向上させるための手段がありますかね?(苦笑
くま☆さま、はじめまして。「ガストロガード」で検索してたどり着きました。
実は先日私の勤務先の乗馬クラブで疝痛を起こした馬がいて、その治療でこの薬が登場し、かなりお高かったので、何が入ってるんだろ?と調べてました。
因みに、一本丸ごと使いましたが小柄な馬だったので体重は360kgくらいと思います。
最近の記事も興味深く読ませていただきました。またお邪魔します!
>あんず様
コメントありがとうございます。
ガストロガード、実際に調剤したのですね!服薬指導は…馬主さんにするのでしょうか?
これも光学分割されたものが登場しますかね?(笑