7月7日に追補収載があり402品目が収載されたということは先日書きましたが、詳細について見てみます。
まず402品目の内訳ですが、
(内訳)
内用薬 220品目
注射薬 109品目
外用薬 72品目
歯科用薬剤 1品目
と数の上では圧倒的に内服薬が多くなっています。薬価基準に収載されている品目でもやはり内服薬が多く、それを反映していると言えますね。ちなみに昨年よりも30品目少ないそうです。
薬剤別に見ますと、
クラリスロマイシン 37品目
塩酸ベニジピン 31品目
ツロブテロール 24品目
こちらも市場規模を反映した形となっているのでしょう。クラリスロマイシンは剤形が錠剤・ドライシロップとあり、錠剤も規格が2種類(50mgと200mg)あることもやはり数が多くなった要因です。
メーカー別にみますと、
大洋薬品工業 38品目
沢井製薬 22品目
東和薬品 19品目
メディサ新薬 19品目
日医工 18品目
妥当な顔ぶれでしょうか。全規格収載の関連もあり、ある程度の規模があるところでないと厳しいものがあるかもしれません。
それから、
「初めて後発品を収載=先発品の薬価の0.7掛け」
「既に後発品がある品目の後発品を収載=一番薬価の低い既収載品と同価」
ということに加え、
「同一品目において、既収載品と今回収載品の合計が20品目を超えた場合の薬価は、既収載品の最低薬価に0.9を乗じた額で算定する」
というルールがあるそうです。
後発品を発売するなら早く収載した方が高い薬価が付きますので、メーカーにとってはその方がいいということになりますね。もっとも、その後安く売れば値崩れも早いですが。
06年薬価追補収載 詳細
ウラ
コメント
品質の保持だけは重ねてお願いしたいものです
訳の分からない成分が入っていたがために処方や調剤をした側に責任追求されたらたまったものじゃないと思います
そのうち、電子カルテの責任にもなるかも(^^;
>velopapa様
確かにこれだけの品目がありますのでね。現状後発品メーカーには追い風が吹いていますが、行け行けドンドンではなく、慎重さを極めてほしいと思います。
日本もアメリカ化してきて訴訟社会になりつつあります。ベンダー側も気が気ではありませんよね、ホント。
ここまでくると追補、見ていて楽しいですね。クラリス、200mg錠が15品目、50mg錠が13品目、ドライシロップが9品目。フルナーゼ28噴霧が14品目、新発売の56噴霧が後発が5品目。
フルナーゼ、28噴霧だけ出す会社もあれば、56噴霧だけの会社も。何か深い戦略があってのことなのでしょうね。
それにしても、いったいどうやって選べというのでしょう?
思わずリストを作ってしまいました。
今のところ、ドクターが様子眺めなのでどうでも良い(?)のですが。
添加物を比較すると、まったくのコピー品から、先発と同じなのはほんの数個のオリジナル(?)品まで、いろいろです。本当に同じ薬効を期待して良いのでしょうねと念を押したくなります。先発品のメーカーはとても苦労して特定の製剤に仕上げたと思うのですが、勝手に変えちゃって大丈夫でしょうか。
まだ薬価差が少ないので、においとか味とかオリジナリティーのある方が有利?それとも完全コピーの安心感? 営業力次第?
メーカーにより、積極的に先発品との比較情報をHPに公開しているところもあれば、HPが見つからないところも。
選択の根拠がほしいなー。
広域病院で入手の難しそうな後発品が指定されないことを祈るのみです。
>ぎる様
確かにこれだけの数があると、選択の基準をどこに置くべきなのか、非常に悩むところですね。
個人的な考えですが、私は後発品にはオリジナリティが必要だと思っています。もちろん、同等性を担保した上での話ですが。
後発医薬品へ変更することによって、価格以外に製剤面や味においなど、何かメリットとなることがあるというのは、その後発品の存在価値にも繋がると思うのです。
今更ですが、薬価収載予定品目が出たときに、注意しなくてはと思っていたのにパートだから責任感もなく、すっかり忘れていたことが問題として昨日発覚。
それは、ラシックス20の自家製剤加算がとれなくなっていたこと。
メーカーに確認して10mg製剤(ニプロから出ていました)の発売日を確認。確か7/13と言っていたような・・・・
先月のレセプトは提出済。とにかく、今月分からでも訂正して、返金処理とかしなくては・・・大変そうです。
余談でした(・_*)\ペチ
>はまなす様
情報ありがとうございます。私も追補収載確認したのですが、すっかり頭から抜け落ちていました。
しかし患者さんにしてみれば、「半錠規格の有無によって自家製剤加算算定の可否が決まり、一部負担金も変わってくる」なんてのは分かり難い話ですよね。
私たちの業務にしても、半錠規格の有無の確認に使う労力があったら、もっと患者さんのために使いたいと思うこともあります。
算定のルール上やむを得ない部分もあるとは思うのですが、もう少し何とかしていただきたいものです。
くま☆さま
お気づきでしょうが、バップーフォーとジルテックのつぶしも散剤出たので嚥下困難算定不可になっています。
うちはつぶしている人いなかったけど、これも注意が必要ですよねっ。
>はまなす様
ありがとうございます。
バップフォー細粒2%
ジルテックドライシロップ1.25%
ですね。
ジルテックは小児適用がないのにDS出してきて、今後追加していくのでしょうかね。
ジルテックのドライシロップはプルスマリンAみたいな大人用の物だと理解していました。あれは小児用と2種類あるでしょ?
まぁ、いつかは小児適応もとるのかもしれまませんが・・・海外では既に使われているんでしたっけ?
最近、めっきりDIに疎くって・・・
>はまなす様
なるほど。ムコソルバンDSなんかもそうでしたよね>小児用とそうでないもの
ジルテックDSもそうなるのかもしれませんね。