
ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害する、新しいタイプの経口糖尿病治療薬が年内にも?発売されるようです。
かなり有望なのか、多くの製薬会社がこのタイプのお薬を開発をしているようです。まずは万有製薬/小野薬品の「シタグリプチン」が出てくるようですね。
万有製薬のサイトには「インクレチンインフォ」というページが設けられています(医療関係者限定のようです)。
万有製薬:インクレチンインフォ
http://www.banyu.co.jp/content/hcp/science/incretininfo/index.html
インクレチンとは食事を摂取することで消化管から分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進する消化管ホルモンだということです。インクレチンには以下の2つがあると書かれています。
GIP(glucose-dependent insulinotropic polypeptide):小腸上部から分泌
GLP-1(glucagon-like peptide-1):小腸下部から分泌
そのインクレチンはDPP-4という酵素によって分解されるのだそうですが、シタグリプチンはそのDPP-4を阻害します。
するとインクレチンが分解されずに作用時間が持続することで、インスリンの分泌を促すという作用機序ですね。分かりやすい図がありました。

今後詳しい情報が出てきましたら、また話題にしたいと思います。
(関連リンク)
Wikipedia:インクレチン

コメント
メタボの方々がとても恩恵をいただけるありがたい薬ですね。
巨大な市場が予測されます。注射は確かあちらではやせ薬で使っていたような、、。
DPP-4については、いろいろな勉強会でアポトーシスやらインクレチン云々と騒いでおります。
日本人は殊更に糖についての不勉強が強く、グルコース以外の素材による糖化等も見直す必要がでてきていると思います。
フルクトースの採りすぎで起こる弊害なども勉強せねばならないと思うこの頃でした。
あれはインスリンとは縁が薄いようなので、、。
治験でDDP-4阻害剤を経験していますが、低血糖を起こしにくく非常に使いやすい薬であるという印象があります。
患者さんにもとても好評でして、いつ発売になるのか待たれているようです。
>あんず様
コメントありがとうございます。
DDP-4阻害剤は注射もあるのですか。しかもやせ薬とは…。日本でも将来的にでてくるのでしょうか。
>saty様
ありがとうございます。
治験で使用したのですね。実際に関わった方の声は貴重です。
発売直後からファーストチョイスとはならないでしょうが、将来的には主流になるのでしょうか。
DPP-4ですね。ちょっと気になったもので。
私もsatyさん同様、治験で経験しました。
来年発売予定のN社でしたが、好感触でした。
シタグリプチンの発売は待たれますが、併売、3規格ということで薬局の在庫が気がかりです。
グルファストのようにデザイン、名称が同じならいいのですが、併売は今後認めないでほしいです・・・・
注射はDPP-4ではなくGLP-1誘導体だったかと。
再来年くらいだと思います。
将来的には週1回注射を目指していたと思いますよ。
DM治療は大きく変貌しそうですね。
>simo様
ありがとうございます。
DDPではなくDPPでしたね、失礼いたしました。
併売は販売名が異なるような話を聞きました。せめて同一名称にしていただきたいものです。
インスリンの吸入タイプという話も聞きますし、まだまだ状況は変わってきそうですね。
アマリールだけ飲んでいましたがこの薬を飲み始めて1ヵ月半になりますが血糖値 ヘモグロビンa1cも急に下がりました 食事も多くとるようになりました