NTTデータの後発品促進サービス

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4月から始まっているサービスのようですがここに来て注目を集めているようです。
ジェネリック医薬品に切り替えた場合の薬品名・価格(削減効果)が
一目で分かる『ジェネリック医薬品促進通知書』提供サービスを開始
(NTTデータ)
一見すると後発医薬品と全く関係のなさそうなNTTデータがどのような形で後発品促進サービスを行っているのか、簡単に図にしてみました。
061005.JPG
クリックで拡大
保険者は、患者である組合員がかかっている医療機関からレセプトの提出を受ける

そのデータをNTTデータに渡し、実際に先発品を後発品に切り替えることによってどれだけ薬剤費が抑えられるか分析

NTTデータは保険者に「一月あたりのお薬代が4885円安くなります」など金額を明示した「ジェネリック医薬品促進通知書」を送付

保険者は組合員に通知

といった流れですね。
4月からの実績で既にレセプト件数100万件を突破したとのことです。
更にその通知書には、「信頼性ある大手メーカー3社」に限定されているものの、後発医薬品メーカーが記載されているとのこと。
こうした動きに対し、医師会側からは反発の声があがっています。
談話:医師と患者との信頼関係を壊すNTTデータの後発医薬品切り替え通知事業に抗議する(神奈川県保険医協会)
しかしこうした保険者側の働きかけというのは今後も大きくなる一方でしょうね。
(関連記事)
後発品促進サービス伸長、推奨3社
NTTデータ 「信頼性のある大手のみ」、薬剤費抑制に一役
(RISFAX)

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. kense より:

    糞忙しい時にレセプトくれ、と言われたらきついなぁ

  2. いまだ より:

    健保組合としては、一番手っ取り早く医療費削減が期待できるのは、後発品への切り替えなのでこのようなサービスは飛びつくところもおおいと思います。
    老人保健や退職者医療への拠出金が保険料収入の5割以上を占めている組合がほとんどで、しかも拠出金は恣意的に減らすことができないので、結果として、医療費削減を目的とした受診指導に走ることになるのです。
    拠出金の負担が軽くなれば、保険者サイドもここまで言うことは無いのですが。
    ちなみにうちの健保の事務長は常用している薬を後発品に変えたところγーGTPが異常に増えたため結局先発品にもどしました。

  3. レッド より:

    保険者が医師を介さずに医薬品を患者に進める仕組みはどうなんでしょうか。後発品の品質のバラつきはけっこうなものですし・・・
    患者が自ら医療を選べるいい機会かもしれませんが値段のみに意識がいってしまった後の健康に誰が責任を持つのか疑問です。
    医療費抑制は時代の流れ上仕方がありませんが、医療費をあげているタバコ税を税収の問題で一気に上げられない弱い政治を何とかしてもらいたいものです。医療界は圧迫しても良くてタバコ業界は駄目なんですか?って感じです!

  4. Miya より:

    これって結局「大手3社」が美味しい思いするわけですね・・・・
    どうせなら他にも「メーカー指定なし 最低薬価モード」とかボタン一つで選べたらいいですね。
    レセコンもしくは電子カルテを使えば薬を選べば自動で一番薬価の安い薬に置き換わるとか比較的簡単に作れそうだし(根拠はないけど!)
    、そういうの作ってぜひ医療費削減を訴えている立場の方々からまず実戦使用して欲しいものです。。。

  5. くま☆ より:

    >皆様
    コメントいただきありがとうございます。レスも兼ねまして記事としてアップしましたので、ご覧ください。
    https://blog.kumagaip.jp/article/1405135.html
    またご意見等頂ければ幸いです。
    よろしくお願いします。

  6. 砂糖 より:

    医者と新薬メーカーはぐるですから。
    患者の医療費のことなんか医者は考えていませんから。
    新薬メーカーから接待してもらった分、新薬しかつかいませんから。

  7. くま☆ より:

    >砂糖様
    直球コメントありがとうございます。
    本当に患者さんのことを考えている医師がいる一方、そういった理由で先発に固執している医師がいるのでしたら憤りを感じますね。

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