[review]医者とラーメン屋「本当に満足できる病院」の新常識

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医者とラーメン屋

「外科医改め総合臨床医」を名乗るきむらとも氏から、氏の著書「医者とラーメン屋―「本当に満足できる病院」の新常識」を読んでみては?と当ブログへコメントをいただきました。
早速読んでみましたので、レビューです。
全体が10からなる章立てで構成されています。それぞれが一つのお話として完結していて、また文章も平易ですのでとても読みやすいです。
内容としては、これまで行われてきた(現在も残っている?)閉鎖的な医療に対して一石を投じ、「今までの常識」でなく「これからの常識」を提唱しています。
また「あらゆる人に癒しと安心の気持ちを提供することにより、心身ともに満たされていただく」という奉仕の精神に基づき、「医療はサービス業である」と記しています。
「医療はサービス業」ということについては、もちろん反対の声もないわけではないでしょうが、それでも最近の世の中の流れの中では受け入れやすい環境になってきているのではないかと思います。
しかし氏のすごいところは、医療を単なるサービス業として捉えているのではないというところです。適当な言葉が見つかりませんが、「医療におけるオリジナリティを含むサービス業」というのがどこかにあるのかな、と感じます。
「医療はサービス業だ」ということには同意ができるけれども、「患者様」には違和感を覚える、という人には考えを深化させる良書となりそうです。
医者とラーメン屋―「本当に満足できる病院」の新常識(amazon)
(関連リンク)
T&Jメディカル・ソリューションズ:医者とラーメン屋!!
http://blog.livedoor.jp/medicalsolutions/archives/51271935.html

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. Miyasei より:

    雇われる立場の勤務医から経営者たる開業医になると「サービス」という考えに対してものすごく実感します。
    ただ、あまりにサービスに走りすぎると医療を餌にした金儲けと線引きが難しくなるところもあり・・・・
    小泉元首相の言われた、病院も経営を考えろというのは、納得する部分もありますが、それによる弊害もものすごく大きいと思います。少なくとも小泉さんが色々医療費削減を打ち出した頃から病院で働くことが「患者さんのため」では無くなってきた気がします。
    やれ、在院日数がどうの、医療費がどうの、そんな医療が本当に正しいのかどうか、悩ましいです。
    主役が患者なのか医療費なのか、・・・。

  2. やくたろう より:

    レジデント初期研修用資料っていうブログも面白いですよ。

  3. くま☆ より:

    >Miyasei様
    ありがとうございます。仰ること確かにそのとおりで、きむらもと氏も著書のあとがきで「金儲けではない」と述べられています。
    それから医療費との絡み、これも難しいですね。その狭間で苦悩している人も少なくないと思われます。
    >やくたろう様
    ありがとうございます。私もRSS購読しております。

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