日経DI薬剤師「心得」帳。川添氏に続く第2弾はファーコスの溝部氏による「溝部式薬局「超」整理法 添付文書を上手に捨てる方法、教えます」です。
まずこの本、もちろん誰が読んでも良いのですが、個人的に感じたのは、管理薬剤師あるいは管理薬剤師を目指す人にとっては必読本となりそうだということです。
マネジメントの方法そのものが書いてあるわけではないのですが、この本のキーワードの一つである「改善」を薬局単位で行なう際のポイントが、感覚として身につくのではないかと思います。
この本のタイトルになっている「添付文書を上手に捨てる」というのは、この本のエッセンスが凝縮された一言なのですが、これについては実は10ページほどしか割かれていません。
添付文書をファイリングすることを例に、改善の一例を示しているというか、本質に迫っている、といったところでしょうか。「改善」という活動を理解するには最適の1冊です。
それから「想像力」という言葉もこの本の重要なキーワードの一つです。溝部氏独特の言い回しなのですが「想像力が直感につながる」という部分が、しびれますね。
「何かおかしいんじゃない?」という直感をもつからこそ、薬剤師という専門家が調剤するのだと、溝部氏は述べています。
想像力というと、柔らかい発想が必要ですよね。例えば下のこれ、何に見えますか?
「点」と思った方、もちろん正解です。「四角」という答えもあるでしょうか。じゃあこれを、例えば頭の柔らかい子どもに聞くといろんな答えが返ってきます。
「てんとう虫」だったり「スイカの種」だったり、はたまた「おへそ」だったり。
話がちょっと横道に逸れましたが、そういう想像力を働かせることが、改善に必要であり、また、薬剤師としても重要なスキルになるわけですね。
溝部式薬局「超」整理法 添付文書を上手に捨てる方法、教えます (日経DI 薬剤師「心得」帳2)

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