話題(?)のKAGEROUを読んでみました。読み終わって、さてブログに書こうかとKAGEROUのレビュー(amazon)
を覗いてびっくり。レビューの数もスゴイのですが、それにもまして酷評が多くて驚きました。
以下、若干のネタバレがありますので、先をお読みになる方はご注意ください。
amazonの内容紹介にも『哀切かつ峻烈な「命」の物語』と書いてありますが、批判はこれと内容のギャップですかね。あと、「水嶋ヒロ」という名前が先行してしまったこと、賞をとったこととか。
個人的には、結構面白く読めました。私が知っていたのは「水嶋ヒロ」という人が書いた本だということだけだったのですが、その水嶋ヒロ氏に対する予備知識もほぼゼロでしたので、先入観はありませんでした。
厚い本の割にはさっと読めてしまいます。レビューにも書かれていましたが、文字数が少ないのです。しかし、以前も書いたかもしれませんが、星新一のショートショートが好きだった私としては、むしろこのくらいの方がいいですね。
内容ですが、自殺しようとする場面から入って、そこから臓器移植の話になるので、確かに命がテーマなのかもしれませんが「命の物語」として読むにはあっさりしすぎというか、ちょっと軽いかなと思います。
むしろSFとして読んだほうが楽しめるかもしれません。「こんなのないだろ~」と思いつつ、「でも、もしあったら…」なんて妄想も膨らみます。
KAGEROU

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